VMWare Cloud Directorを10.6.1.1へアップグレードを計画しているのですが、
現在NSXとしてNSX-Vを導入しているため、NSX-Tへの移行についても併せて検討しています。
導入している各製品のバージョンは下記のとおりです。
・VMWare Cloud Director 10.4.1 (初期導入時は5.xで現在はアプライアンス版を利用)
・vCenter 7.0u3 (初期導入時は5.5u2)
・ESXi 7.0u3
・NSX-V Manager 6.4.14 (初期導入時はvShiled Manager 5.5u2)
利用環境としては下記の通りです。
・NSX-VはDirectorを利用するためだけに導入しており、NSX Managerのみデプロイしています。
・vSphere側ではNSX-VのEdgeや分散ファイアウォールといったNSXのNW機能は全く利用していません。
・Director側ではEdge Gatewayとプロバイダゲートウェイは全く利用していません。
・Directorで作成している全ての組織VDCで外部ネットワークは、vSphereの分散スイッチで作成した分散ポートグループと直接接続しています。
・Director上で各プロバイダVDCを作成する際に、「デフォルトのVXLANネットワークプールを作成する」を選択して作成したため、
クラウドリソースのネットワークプールにバッキングタイプが「VXLAN」のネットワークプールが自動作成されています。
(ただし、各ネットワークプールに紐づいている組織VDCは0個)
・上記で作成した各プロバイダVDCの配下に所属する組織VDCのバッキングタイプが「NSX-V」と記載されています。
上記のような利用環境の場合、そもそもNSX-Tへの移行は必要なのでしょうか。
もしNSX自体を無くせるようであれば無くしたいと考えており、今後もvSphereやDirectorでNSX-Tの機能を利用する予定はありません。
もし移行が不要な場合は、NSX-VのManagerのみ廃止する形で問題ないのでしょうか。